昨日は(8月10日)は「山の日」でした。
「山の日」は、2014年に制定された国民の祝日で、はじまったのは2016年です。
「山の日」が制定されるきっかけとなったのは、作曲家・船村徹氏の「海の日があるのに山の日がないのはおかしい」という提言によります。それを機に、日本山岳協会をはじめとした5団体による「山の日」制定協議会が発足され、「山の日」制定へ動き出したのだそうです。
「山の日」の意味や目的
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日です。47都道府県にはそれぞれ山があり、緑に囲まれています。そんな身近にある山に感謝する日なのです。
そもそも、例年の山の日は8月11日です。山の日は、この日に固定されています。
2020年の山の日は、例年とは異なり、8月10日(月曜日)です。なぜ例年とは違う日になったのでしょうか。
それは、2020年に開催される予定だった東京オリンピック・パラリンピックが影響しています。開催期間中、アスリートや観客などにスムーズに移動してもらうため、また経済活動や市民生活の共存を図るため、海の日、スポーツの日、山の日の3つの祝日が移動することになったのです。2020年の3つの祝日の日付と、東京オリンピックで行われるはずだった
予定は次のようになります。
海の日: 7月23日(木曜日)、オリンピック開会式前日
スポーツの日:7月24日(金曜日)、オリンピック開会式当日
山の日: 8月10日(月曜日)、オリンピック閉会式翌日
なお、東京オリンピック・パラリンピックは2021年に延期となりましたが、祝日は変更されたままとなります。
2021年の山の日、海の日、スポーツの日も、移動する予定となっています。東京オリンピックの開催は、2021年7月23日に開幕、8月8日閉幕予定となっているので、
海の日: オリンピック開会式の前日である7月22日(木曜日)
スポーツの日:オリンピック開会式当日の 7月23日(金曜日)
山の日: オリンピック閉開式当日の 8月8日 (日曜日)
となります。