昨日(8月19日)建設委員会の市内視察がありました。
視察地
1、広島高速5号線(シールドトンネル工事現場)視察
広島高速5号線は、2020年度中の開通を予定している広島高速1号線の温品JCT
(ジャンクション)と「広島駅北口出入口(仮称)」 を結ぶ延長4kmの道路。こ
のうち約1.8km区間にトンネルを整備する計画で、広島駅北口寄りのエリアでシール
ド工法を用いて掘削している。
広島駅北口側 トンネル入り口
トンネル約400m奥のシールドマシン
シールドマシンで掘削するので丸く掘れ上部が道路になり下部は埋め戻すそうです
2、広島大学旧理学部1号館視察
旧理学部1号館は、昭和6年に広島文理科大学の校舎として竣工しました。竣工当時
は、鉄筋コンクリート造3階建て、「コの字型」の平面でしたが、昭和8年に中央部分
が増築されて、「ヨの字型」の平面となりました。
爆心地から1,420mで被爆。外郭を残して全焼しましたが、翌年9月から講義を本格的
に再開しました。昭和24年5月には、学制改革で広島大学に包括され、理学部校舎と
して使用されることになりました。
平成3年に理学部が東広島キャンパスに移転してからは、閉鎖されています。
なお、旧理学部1号館の建物及びその敷地は、市が、平成25年4月に独立行政法人国
立大学財務・経営センター(当時)から無償取得しました。
建物は相当損傷が激しく、使用するための補修は多くの金がかかり大変な事業になる
と思いました。
東千田公園内にある残っている校舎
損傷のひどい内部